私の父親は施設にいます。

外と内をわけると言いましたが私の父親も
『認知症状が家族の私の前じゃないとあまり出ない』
という面倒な症状です(笑)。

・ストーブに缶コーヒーを乗せる
・無免許運転
・死んだ母親を探して歩く
・便がリハパンにでると部屋で脱いでからトイレに行く
・食事をあるだけ食べる

仕事をしながらの介護は大変でした。
認知症対応の介護職員の私ですが家族には優しくできませんでした。

介護度も軽く、お金の問題もあり悩んで悩んで･･･。
幸か不幸か意識消失をし

搬送→透析→介護度上がる　ということで在宅から卒業です。

１～２週間に一回くらいは顔を見に行きます。

相変わらずリハパンは脱いでしまいますが、会話や動作はそれなりで出きるので認知症状は、あまり無いと思われてます。
それまでも相談員には伝えてきたり、長谷川式でも１９点以下。

忙しい現場の人には、目の前にある事が事実！
ということが多いです。

しかしですね、昨日、ハッキリした言動が出たので介護士を呼んでコレ！！ってみせてあげました(笑)

（私）今日はどこで寝るの？
（父）う～ん。今日はどこでもいいけど２階に行くわ。
（私）部屋あるの？
（父）うん。もう一つ借りたで。昨日はそっちで寝た。

軽いけど、今まで不思議な会話をみたことのない介護士はびっくり。

ちゃんと家族の話を聴かなきゃ！！と改めて思った。
認知症状がある人は家族の前と他人の前の２つの顔がちゃんとある！！