動くって大事ね!(ちょっと長めの文章)
認知症にならないために運動!!ってよくテレビで聞きますね。
まぁ、生きていくために身体を動かすのがいいのは当たり前ですから動けるうちは動きましょう♪
みりさん。失行(作業の方法がわからなくなる)がちょっと強め。
機能的には動けるので、自分のペースで1歩が出れば、散歩も介助なして歩行してました。
が、
転倒.....。自宅から独りでお散歩行ってしまったようで、転んじゃったんですよね。幸い、すりきずと打ち身程度で済みました。
それでも
膝が痛い
歩けないんですよ
膝を動かさないって日常無理なんですよ
立つ、椅子に座るさえ嫌がるようになって、介助が必要になりました。
それから3ヶ月、多治見は真夏でした。
市内放送で『外出控えましょう』案内が流れるんです。
デイの室内で日常の運動と機能訓練士などによる整体。
デイがない日は、ご家族による水分摂取管理など。
それでも、日に日に、みりさんの動きが悪くなっていく。
ご家族は、『認知症が進んだわ~』と。
少し涼しくなってきた頃
みりさんに
『公園行きます?』とたずねると。
『行きます。走りたいです』と。
みりさん学生の頃、陸上部だったんです。
身体も斜めに倒れ気味、歩き始めたらブレーキが効かないのて、スタッフ2人と公園へ。
両側について、走ってもらったんです。(ちょっと早い歩行くらい)
そしたら、
ずり足だったのが、ちゃんと足を浮かせて走ろうとされてるんですよ!!
しかも、翌日
全く身体が倒れてない!
背中の筋肉も柔らかい!
身体が緊張してない!!
本人が好きなことはもちろん、身体を動かすことで、こんなに!
もちろん、身体を動かすことだけではないと思いますが、運動以外いつもと変わらない生活だったのでビックリです。