介護職・医療食は人を殺している②
前回、すご~く悔しい思いをした話。
今回は、動くきっかけの話。
前日まで普通に食事をしていたクロさん。
ご自宅から救急搬送。
地元で大きな急性期病院へ。
病名「誤嚥性肺炎」
はい!高齢者によくあること。
※この利用者さんは、幻覚が時々ありますが、自分の思いはハッキリ言える。
それから、しばらく抗生物質の点滴。
酸素マスク。
吸引も2時間おき。
で、水分は楽のみでトロミ。
でも、お喋りは止まりません。
↓
約2週間後、病棟の階が変更。
点滴は持続。
酸素外れる。
吸引は2時間おき。
食事はゼリー食。
水分もゼリー。
クロさん
「こんなの食事じゃない!」
と食事拒否です。
「お茶が飲みたい」
と訴えますが。
誤嚥性肺炎なので飲ませられません。
自分の唾液をゴクン!と飲んでます。
吸引をする看護師さん①
「もうしなくてもいいけどね」
口の中だけにしとくね。
吸引をする看護師さん②
「苦しいけど、いっぱい出てるから」
吸引もまだ食べ物が出ます。
食後すぐですけどね。
ST(言語聴覚士)さんに
「どのくらい誤嚥してますか?」と質問。
「検査していないです。」
はい。
私:介護職。
数分しか様子をみていない。
他人。
心では、
今までのクロさん
年齢95歳。自宅で寝ながら食事する。口にいっぱい物を入れる。
食べること大好き。お話も大好き。
ご飯食べれるだろうな。吸引もいらないだろうな。
どう動けるかな。
とりあえず悩みます。
つづく