お見舞いに行くと
「うどんが食べたい」
「お茶が飲みたい」
「ゼリーなんて嫌だ」
と私に訴え続けるクロさん
「逃げよか(笑)」
「デイサービスこのまま連れてって」
「家がいい。家に帰りたい。もう元気」
と。喋るときも一回もムセない。

家族と相談
家族は、
「このまま病院に居たら、おばあちゃん死んじゃう。でも家でどう看たらいいか．．．」
一緒に考えて出した答え。クロさんも納得。
「在宅」「毎日デイサービス」
これが出来なかったら、療養型の施設しかない。

幸いにも、小さなデイサービスでも私の想いを分かってくれる素敵な看護師さんがいる。
吸引も可能。

ただ、その看護師さんも同意見。
全然吸引の必要性がない静かな呼吸音。

しかし、病院の先生の意見は重要。
家族もそこは、病院の意見を聴く。
大きな病院は先生ではなく、看護師さん、相談員が説明。
・吸引は２時間おき
・食事はゼリーのみ

退院後、かかりつけ医へ。
そして、音を聴いてもらう。
「肺にも喉もいい調子ですね。吸引は音が悪いときだけでいいですね。食事のことは先生からの内容には何も。食べれるならいいんじゃないですか」と。
拍子抜けするくらいのお言葉。

これでクロさんを助けられる。

つづき
次は、何をどうやって介護していたか。